科学・技術人材の活躍を促進し、科学・技術政策をみつめる

サイエンス・サポート・アソシエーション(SSA)(Science Support Association: SSA)


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新年ご挨拶(2012年1月)

昨年はSSAへのご支持、ご支援ありがとうございました。

昨年は東日本大震災をはじめ災害が多発し、多くの方々が亡くなられ、被害を受けました。あらためて亡くなられた皆様のご冥福をお祈りし、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

震災や福島第一原発事故により、科学技術と社会の関係が厳しく問い直されています。とくに原発事故においては、低線量被曝に対する専門家、識者の見解が一致しない、すなわち「わからない」状態のなか、人々の生命にかかわる意思決定をしなければならないという厳しい状況に直面し、立場の異なる人達が対立するという状態になっています。

こうした中、「科学に問うことはできるが、科学(だけ)では答えることのできない」 問題、いわゆる「トランスサイエンス」に関わるコミュニケーションが強く求められています。

SSAでは、こうした「トランスサイエンスコミュニケーション」を実践すべく、今後も活動していきたいと考えています。それは簡単ではないと思っていますが、科学技術政策情報の収集、情報発信を中心に、できることを着実に、そして継続して行なっていきたいと思っています。

日本においても、憂慮する科学者同盟のような専門家主体のNPOをはじめ、住民団体など多様なNPOが、科学技術の問題、トランスサイエンスの問題をテーマに活動していくような状況を実現したいと考えています。今年もよろしくお願いいたします。

2011年活動報告

SSAでは以下の活動を行いました。

発表


科学者維新塾   2011年2月   科学者維新塾
著書「博士漂流時代」を中心に、博士号取得者の生き方について議論しました。

2)震災後の世界で何をするか:榎木英介
緊急ワークショップ「震災後の世界で何をするか~科学コミュニケーションの役割を問う」   2011年4月   市民科学研究室
震災後にみられた科学コミュニケーション批判を取り上げ、これから何をすべきかを議論するきっかけになる話題提供を行いました。

3)博士漂流時代の進路選択:榎木英介
包括型脳科学研究支援ネットワーク夏のワークショップ「脳科学分野で博士課程進学をいかに増やすか」   2011年8月   包括型脳科学研究支援ネットワーク

4)「博士漂流時代」出版から見えてきた課題:榎木英介
文部科学省 科学技術・学術審議会人材委員会(第55回)   2011年10月   文部科学省

5)三省堂サイエンスカフェ in 札幌「博士漂流時代「余った博士」はどうなるか?」:榎木英介
三省堂サイエンスカフェ in 札幌   2011年11月   三省堂書店開催案内

6)若手研究者のキャリアパスを考える:榎木英介
北海道大学CoSTEP 講義|モジュール7/多様な立場の理解2   2011年11月   北海道大学CoSTEP

7)サイエンスアゴラ2011総括セッション 新たな科学のタネのまき方:榎木英介
サイエンスアゴラ2011総括セッション   2011年11月   科学技術振興機構開催案内

発表文章


1)J2TOP 2011年5月号(財団法人内外情勢調査会):特集1 日本の科学技術と高等教育の課題:榎木英介

2)ZAITEN 2011年7月号特集:大学教授「失業時代」
「悲しき「教壇ヒエラルキー」と「ポスドク」の惨状」を執筆(榎木)。

3)
日経メディカルcadetto 2011年No3号にインタビュー掲載(他学部の博士を見てきた立場から 博士になった後の保証がある幸せ 医師はチャレンジングな研究を」

4)
環境科学的視点からみた科学技術コミュニケーションの重要性榎木英介
環境情報科学   40(3) 61-65   2011年11月

「科学ジャーナリスト賞」受賞のお知らせ(4月25日)

SSA代表の榎木英介が、「博士漂流時代 余った博士はどうなるか」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)にて、日本科学技術ジャーナリスト会議の「科学ジャーナリスト賞」を受賞いたしました。

毎日新聞の報道

科学ジャーナリスト賞2011 の受賞者が決定!

受賞理由は以下のとおりです。

いわゆるポスドク問題、博士余剰の実態、原因、問題点などを多くのデータを示して浮き彫りにし、鋭く分析したうえ、これからどうすべきか著者なりの解決策も提言している。 
時宜にかなった好著。 」

私どもの活動を支えてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。

東日本関東大震災に対し、心よりお見舞い申し上げます。

マグニチュード9.0…我々が誰も経験したことのない、予想をはるかに超えた未曾有の災害に対し、被災された皆様に心からお見舞い申し上げると同時に、一人でも多くの方が救出されることを望みます。

今回の震災に対し、所見をブログに書きました。
こちらを御覧ください。

当分の間メールマガジンも、必要最小限の情報のみ掲載いたします。

一点のみご紹介します。科学技術関連情報は「
一般社団法人サイエンスメディアセンター」に集約されています。ご参照ください。(2011/03/13)

お知らせ

「博士漂流時代」出版

2010年11月16日、ディスカヴァー・トゥエンティワンから、「博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか」を出版いたします。

データをもとに、ポスドク問題、博士のキャリア問題について概説し、解決策を提案しました。

詳しくはブログ記事をご覧ください。

目次

はじめに
第1章 博士崩壊
第2章 博士はこうして余った
第3章 「博士が使えない」なんて誰が言った?
第4章 博士は使わないと損!
第5章 博士が変える未来

付録 博士の就職問題について識者に聞く

橋本昌隆さん 「ポスドク問題―文科省と大学の共同謀議」
Vikingjpn氏「ポスドク問題は日本の基礎研究体制の構造的問題」
小林信一さん 「このままでは大学院が見捨てられる」
奥井隆雄さん 「博士の問題は「専門性」「指向」「能力」に分けて考えよ」


お知らせ

SSA代表榎木 医療再生フォーラム21の呼びかけ人に(2010年8月11日)

SSA代表榎木が、医療再生フォーラム21の呼びかけ人になりました。

医療再生フォーラム21は、

●医療再生に不可欠な医師の連帯と運動を創造する。
●公的医療費と研究費の抜本的な増額のための行動をよびかける。
●公的視点に立って、医療人の熟議を基に、医療再生に向けた道筋を作っていく。

ことを目的に活動する組織で、以下の方々が呼びかけ人に名を連ねています。

邉見公雄 赤穂市民病院名誉院長
中島豊爾 岡山県精神科医療センター名誉院長
小松秀樹 亀田総合病院副院長
堺 常雄 聖隷浜松病院院長
西澤寛俊 西岡病院理事長
中澤堅次 済生会宇都宮病院院長
海野信也 北里大学病院副院長
榎木英介 サイエンスサポートアソシエーション代表
福井次矢 聖路加病院院長
山崎 學 サンピエール病院院長

お知らせ

毎日新聞にコメント掲載(2010年4月27日)

毎日新聞コラム「憂楽帳」にコメントが掲載されました。


お知らせ

科学技術政策担当大臣と有識者議員との会合に出席しました(2010年3月20日)
SSA代表榎木は、2010年3月10日に大阪にて開催された科学技術政策担当大臣と有識者議員との会合に出席し、発表を行いました。

当日の資料、議事録、動画が、総合科学技術会議のページで公開されました(2010年4月5日)


新着情報

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連絡先

代表 榎木英介
リサーチマップによる自己紹介

医師(病理診断医)、博士(医学)
病理専門医、細胞診専門医

ご連絡は以下までお願いします。
enodon@sci-support.org

D-FAX  : 020-4622-0078