昨年はSSAへのご支持、ご支援ありがとうございました。
昨年は東日本大震災をはじめ災害が多発し、多くの方々が亡くなられ、被害を受けました。あらためて亡くなられた皆様のご冥福をお祈りし、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
震災や福島第一原発事故により、科学技術と社会の関係が厳しく問い直されています。とくに原発事故においては、低線量被曝に対する専門家、識者の見解が一致しない、すなわち「わからない」状態のなか、人々の生命にかかわる意思決定をしなければならないという厳しい状況に直面し、立場の異なる人達が対立するという状態になっています。
こうした中、
「科学に問うことはできるが、科学(だけ)では答えることのできない」 問題、いわゆる「トランスサイエンス」に関わるコミュニケーションが強く求められています。
SSAでは、こうした「トランスサイエンスコミュニケーション」を実践すべく、今後も活動していきたいと考えています。それは簡単ではないと思っていますが、科学技術政策情報の収集、情報発信を中心に、できることを着実に、そして継続して行なっていきたいと思っています。
日本においても、
憂慮する科学者同盟のような専門家主体のNPOをはじめ、住民団体など多様なNPOが、科学技術の問題、トランスサイエンスの問題をテーマに活動していくような状況を実現したいと考えています。今年もよろしくお願いいたします。